No.6:流木の詩-6
| 硝子の破片が海を漂う/波に洗われ海流に揉まれ/丸く美しく姿を変えて/やがて島へと辿りつく/たぶんかつては誰かを傷つけた鋭利な硝子が/今は握る僕の心をかくも穏やかにする/人もこうありたいね |
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| 硝子の破片が海を漂う/波に洗われ海流に揉まれ/丸く美しく姿を変えて/やがて島へと辿りつく/たぶんかつては誰かを傷つけた鋭利な硝子が/今は握る僕の心をかくも穏やかにする/人もこうありたいね |
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| 銀の翼にこの身を任せ/夜間飛行で故郷へ翔んだ/天空高く舞い上がり/瞬く星に紛れた僕は/暫し夢の世界の民となる/着陸間際に眼を覚まし/見下ろす眼下は摩天楼/ヒトの手による/光の世界を前にして/寝惚けた僕の心の中で/一瞬天地が逆さまになる |
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| ふと何かに癒されたくて/見上げた夜空に満天の星/幾つかの星が瞬いたのは/疲れた僕の マバタキのせい?/それとも/規則正しい天空の呼吸?/どちらだって構わない/束の間だけど/僕の心は晴れたから |
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| 浜辺に立って空を見上げ/照り付ける太陽のように/際立った自分でいたいと思う/一方で/足元を見下ろして/この砂粒のひとつのように/静かに埋もれていたい/そんなことも考えている/おかしいね |
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| 早朝の浜辺に一片の流木/第一発見者の自分がなぜかうれしい/彼の方はどうだろう?/おそらく僕が漂着後の第一遭遇者/これも何かの縁だよね/そう声かけて隣に座ると/潮と森の香りが僕を包んだ |
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| 浜辺に座って目を閉じる/波のリズムが心に響く/つられて湧き出る柔らかい魂の鼓動は/遠い水平線から不確実な何かを招く/一片の流木/一片の詩(ウタ)/やがて心の岸辺に届く |
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